養父市大屋町で訪問看護ステーション「流星」を立ち上げたのは 2012 年のこと。病院や診療所で勤めた経験を生かして、自分の地元で何ができるかを考えた時にたどりついたのが「訪問看護」でした。
設立時から、世の中では、日本の人口の 5 人に1人が 75 歳になる超高齢化社会を迎える「2025年問題」が危惧されていましたが、その未来はもうすぐそこ。養父市の高齢化率は 33%と、全国平均よりも進んだ少子高齢化地帯です。そんな中で、地域にとって重要なことは、市内で元気な高齢者を増やすことだと感じています。
流星では、住民の健康寿命を延ばすためにできることを、利用者さんに寄り添いおこなっています。「寝たきりにならないためには？」「病気がこれ以上悪くならないためには？」……。「住み慣れた家であなたらしく生きる」をモットーに、疾病の予防や病状の悪化予防、介護がいらない体づくりなどを個別で把握して介護や療養生活をサポートしています。
今後さらに高齢者が増え、在宅看護の重要性がもっと高まると思います。
養父市の底力を支える力強い存在になれるよう日々取り組んでいます。